顔を考える : 生命形態学からアートまで
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書誌事項
顔を考える : 生命形態学からアートまで
(集英社新書, 0709G)
集英社, 2013.10
- タイトル読み
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カオ オ カンガエル : セイメイ ケイタイガク カラ アート マデ
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注記
参考文献: p205-213
内容説明・目次
内容説明
あらゆる動物の中で、なぜ人間だけが複雑な表情をつくれるのだろうか?さらに、最新の認知科学の成果によって、精緻なコミュニケーションや、抽象的思考の源泉が、乳児期の顔認知のメカニズムにあることも判明しつつある。思えば、人は太古の昔から、入墨や仮面、化粧など、多様な「顔」の森に深く分け入ることで、宗教祭儀や芸術を発達させ、共同体を形成してきた。本書は、人文・社会・自然諸科学の成果をたずね歩きながら、人と「顔」の関係について考察した、ユニークな一冊である。
目次
- 第1章 人間の顔はどのようにつくられたか(胎児の顔形成;顔の誕生 ほか)
- 第2章 人間の顔は特別だ(赤ちゃん学が生まれるまで;チンパンジーやゴリラの赤ちゃんの顔認識 ほか)
- 第3章 顔の“科学”から表情の分析へ(動物と人間の比較—古代・中世の観相学;“神の象り”の解読—ルネサンスから近代へ ほか)
- 第4章 顔の変容(顔の変工について;化粧する人間 ほか)
- 第5章 文化のなかの顔(肖像画—顔の物語;自画像のゆくえ ほか)
「BOOKデータベース」 より