古代ホメロス論集
著者
書誌事項
古代ホメロス論集
(西洋古典叢書)
京都大学学術出版会, 2013.10
- タイトル別名
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De Homero
Allégories d'Homère
- タイトル読み
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コダイ ホメロス ロンシュウ
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注記
ローマ帝政期成立のギリシア語によるホメロス論三篇を収めたもの
(伝)プルタルコスの『ホメロスについて I』・『ホメロスについて II』の翻訳テキストは [Plutarchi] De Homero, ed. J.F. Kindstrand, Leipzig, 1990 (トイプナー版) を用いる
ヘラクレイトスの『ホメロスの寓意』のテキストは原則として Héraclite, Allégories d'Homère, ed. F. Buffière, Paris, 1962 (ビュデ版) を用いる
月報 (8p ; 19cm)
文献: p418-420
専門用語 (修辞学・文芸学・文法学) 日希対照表: 巻末p17-19
収録内容
- ホメロスについて / プルタルコス [著]
- ホメロスの寓意 / ヘラクレイトス [著]
内容説明・目次
内容説明
ローマ帝政期に成立したと見られる、ギリシア語で著わされたホメロス論3篇。古来プルタルコスの名の下に伝わり、詩人の伝記的記述を中心とする『ホメロスについて1』、彼の叙事詩の修辞的技法や教育的価値を説く『ホメロスについて2』に加え、ストア派流の寓意(アレゴリー)的解釈を駆使して詩人の擁護を図る、文法・修辞学者ヘラクレイトスの『ホメロスの寓意』を収録する。本邦初訳。
目次
- プルタルコス ホメロスについて1
- プルタルコス ホメロスについて2(序部;多様な表現法;事物に関する広い知識;他のジャンルの詩や絵画への影響;結部)
- ヘラクレイトス ホメロスの寓意(序部;『イリアス』における寓意;『オデュッセイア』における寓意;結部)
「BOOKデータベース」 より