里親制度の家族社会学 : 養育家族の可能性

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里親制度の家族社会学 : 養育家族の可能性

園井ゆり著

(MINERVA社会学叢書, 42)

ミネルヴァ書房, 2013.11

タイトル読み

サトオヤ セイド ノ カゾク シャカイガク : ヨウイク カゾク ノ カノウセイ

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注記

2013年北海道大学大学院文学研究科に提出した博士(文学)学位申請論文をもとに修正を行い、まとめたもの

参考文献: p293-303

内容説明・目次

内容説明

里親制度のもとで「里子」の養育を行う家族は、今日の家族形態においていかに位置づけられるか。血縁関係も法的関係も存在しないにもかかわらず「里子」を育てるということは、どのような意味を持つのか。本書では、インタビュー調査をふまえ「養育里親」として「里子」の養育を行う里親家族を「養育家族」と位置づけ、これが21世紀における新しい家族形態となり、家族機能を次世代に継承する役割を果たすことを、家族社会学の観点から解明する。

目次

  • 第1章 里親家族研究の展開(養育家族とは何か;養育家族の背景;国内先行調査における里親、里子、児童養護施設入所児童の傾向)
  • 第2章 アメリカにおける里親家族研究(里親の位置づけと動機;里子の養育とパーマネンシー;実親と里子の交流)
  • 第3章 里親家族研究の方法(里親家族の機能と形態;仮説の提示と調査方法)
  • 第4章 養育家族の機能と形態(調査対象者の傾向;養育家族の実相—インタビュー調査結果から;養育家族の機能と形態)
  • 第5章 近代家族の限界と養育家族の展望(家族の定義とその集団的特質;家族の近代化過程;近代家族の限界;養育家族の位置づけと展望)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB14029034
  • ISBN
    • 9784623066599
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xi, 314p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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