斎藤茂吉異形の短歌
著者
書誌事項
斎藤茂吉異形の短歌
(新潮選書)
新潮社, 2014.2
- タイトル別名
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斎藤茂吉異形の短歌
斎藤茂吉 : 異形の短歌
- タイトル読み
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サイトウ モキチ イギョウ ノ タンカ
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注記
参考文献: p247-248
内容説明・目次
内容説明
斎藤茂吉の短歌は素朴なリアリズムではけっして理解できない。その本質は大胆な造語、文法からの逸脱、日常がそのまま非日常と化してしまう異様な写生術にこそある。にもかかわらず、代表作「死にたまふ母」が現代国語の定番教材となったのはなぜか。茂吉ワールドの謎を、教科書的鑑賞から遠く離れて、平易かつ精緻に解き明かす。
目次
- 第1章 「ありのまま」の底力—茂吉の作詩法(たまらなく変な茂吉の短歌;写生という不思議)
- 第2章 一人歩きする世評(茂吉の生涯;国語教材としての茂吉短歌)
- 第3章 「死にたまふ母」を読み直す
- 第4章 茂吉の怪腕—作詩法補説二題(已然形で止める語法;声に出さずに読みたい日本語)
「BOOKデータベース」 より