「変態」という文化 : 近代日本の「小さな革命」

書誌事項

「変態」という文化 : 近代日本の「小さな革命」

竹内瑞穂著

(シリーズ文化研究, 3)

ひつじ書房, 2014.3

タイトル別名

Queer rebels : a history of hentai culture in modern Japan

「逸脱者」をめぐる日本近代文化史の研究

変態という文化 : 近代日本の小さな革命

逸脱者をめぐる日本近代文化史の研究

タイトル読み

「ヘンタイ」トイウ ブンカ : キンダイ ニホン ノ チイサナ カクメイ

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注記

博士学位論文「〈逸脱者〉をめぐる日本近代文化史の研究」 (名古屋大学, 2012年) に加筆・修正を施したもの

内容説明・目次

目次

  • 逸脱者と近代的権力
  • 第1部 「変態」の生成と流動(変態性欲論と変態心理学—大正期「変態」概念の成立;「変態」に懸ける—『変態心理』読者とそのモチベーション;「民衆」からの“逸脱”—「変態」概念および天才論の流行と文壇人 ほか)
  • 第2部 「変態」と呼ばれた者たちの生(共同体への憧憬—小山内薫の芸術観と大本教信仰;欲望される“天才”—「変態」概念による批評と有島武郎の“偶像”化;主体化を希求する“逸脱者”たち—男性同性愛者たちの雑誌投書)
  • 第3部 「変態」の“商品”化—エロ・グロ・ナンセンスの時代(エログロへの“転向”—梅原北明の抵抗と戦術;左翼・エログロ・ジャーナリズム—『新愛知』におけるプロレタリア文学評論とモダニズム;プロレタリア文学の“臨界”へ—井東憲『上海夜話』におけるプロレタリア探偵小説の試み)
  • “逸脱”・共同体・アイデンティティ

「BOOKデータベース」 より

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