宮崎駿論 : 神々と子どもたちの物語
著者
書誌事項
宮崎駿論 : 神々と子どもたちの物語
(NHKブックス, 1215)
NHK出版, 2014.4
- タイトル別名
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宮崎駿論 : 神々と子どもたちの物語
- タイトル読み
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ミヤザキ ハヤオ ロン : カミガミ ト コドモ タチ ノ モノガタリ
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注記
主な引用・参考文献: p344-345
内容説明・目次
内容説明
宮崎アニメに繰り返し描かれる圧倒的な破局と、それを何度も超えていく子どもたちの躍動。宮崎アニメで育ち今や中年となった著者が、我が子とともに再び宮崎アニメを見つめる中で、そこに込められた宮崎駿の絶望と希望に向きあう。ジブリ中期以降の「飛翔から変身への変化」の背景にある、宮崎駿の抱く時代への危機感とは何か。家族・自然・労働・日本…物語に埋め込まれた想いを、全キャリアを詳細にたどり浮き彫りにする渾身の作家論。
目次
- 序章 宮崎駿にとってアニメーションとは何か—ジブリ前史まで
- 第1章 子どもと神々—『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』
- 第2章 成熟と零落—『魔女の宅急便』『紅の豚』
- 第3章 廃墟と複製(ジブリとディズニーと神々の王国)—『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』
- 第4章 家族と爆発—『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』
- 第5章 遺言と新生—『風立ちぬ』と「その先」をめぐって
- 第6章 神々の物語のために—『風の谷のナウシカ』を産み直す
「BOOKデータベース」 より