潜伏キリシタン : 江戸時代の禁教政策と民衆

書誌事項

潜伏キリシタン : 江戸時代の禁教政策と民衆

大橋幸泰著

(講談社選書メチエ, 574)

講談社, 2014.5

タイトル読み

センプク キリシタン : エド ジダイ ノ キンキョウ セイサク ト ミンシュウ

大学図書館所蔵 件 / 179

注記

参考文献: p246-249

内容説明・目次

内容説明

江戸幕府によって厳しく弾圧されたキリシタンたちは、その強靱な信仰心だけで、幕末まで潜伏し得たのだろうか?「異宗」「異法」と位置づけられながらも勤勉な百姓として生きた潜伏キリシタンとは対照的に、邪教として処罰された「切支丹」とは何か?島原天草一揆の凄絶な記憶、「浦上崩れ」や京坂「切支丹」一件などを通して変化する幕府のキリシタン禁制と、民衆信仰の実態を検証。時代と宗教の関わりに新たな視野を拓く意欲作。

目次

  • 序章 キリシタンを見る視座
  • 第1章 「伴天連門徒」から「切支丹」へ
  • 第2章 「異宗」「異法」「切支丹」
  • 第3章 島原天草一揆と「切支丹」の記憶
  • 第4章 異端的宗教活動から「切支丹」への転回
  • 第5章 信仰共同体と生活共同体
  • 第6章 重層する属性と秩序意識
  • 終章 宗教は解放されたか?

「BOOKデータベース」 より

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