昭和ノスタルジアとは何か : 記憶とラディカル・デモクラシーのメディア学

書誌事項

昭和ノスタルジアとは何か : 記憶とラディカル・デモクラシーのメディア学

日高勝之著

世界思想社, 2014.5

タイトル別名

昭和ノスタルジアとは何か : 記憶とラディカルデモクラシーのメディア学

タイトル読み

ショウワ ノスタルジア トワ ナニカ : キオク ト ラディカル・デモクラシー ノ メディアガク

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注記

主要文献一覧: p509-523

内容説明・目次

内容説明

映画、テレビ、音楽、雑誌等に現れる“昭和ノスタルジー”は、単純な懐古にすぎないのか。メディア表象や言説の詳細な検証を通して通説に挑み、背後に隠れたモダニティへの抵抗、戦後の「光」と「闇」を炙り出す斬新な戦後文化論の誕生。

目次

  • ノスタルジアと神話—社会現象としての「昭和ノスタルジア」
  • 第1部 (記憶とナラティブ;記憶のポリティクスの発掘と救済—ラディカル・デモクラシーのメディア学)
  • 第2部 (「昭和ノスタルジア」をめぐる知的言説と「戦後」パラダイムの問題;外部としての「昭和」—東京タワー・未完性・喪 『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズと『東京タワ‐オカンとボクと、時々、オトン‐』;叛逆への憧憬—「技術立国」の神話と構造 『プロジェクトX‐挑戦者たち‐』;「陰画」の交錯—戦後の「闇」、偶発的な節合と炭鉱映画の系譜学 『フラガール』;「自己像」と「自画像」の拮抗と恢復—大阪万博と「モラトリアム世代」 『20世紀少年』と『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』;「近過去へのクリティカルな執着」と言説空間の複数性—「昭和ノスタルジア」が意味するもの)
  • エピローグ 世界と政治との節合

「BOOKデータベース」 より

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