教会領長崎 : イエズス会と日本

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教会領長崎 : イエズス会と日本

安野眞幸著

(講談社選書メチエ, 576)

講談社, 2014.6

タイトル読み

キョウカイリョウ ナガサキ : イエズスカイ ト ニホン

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内容説明・目次

内容説明

天正八年(一五八〇)、大村氏より長崎を寄進されたイエズス会。彼らは寺社勢力のように、都市・流通機構を支配し、南蛮貿易から巨富を得た。“約束の地”長崎を安定化させるために、武装化・軍事化路線を進んだ彼らが取った戦略とは?一五八七年の豊臣秀吉の「バテレン追放令」まで、日本史上大きな画期をなす“教会領”の時代を捉え直す。

目次

  • 第1章 ザビエルの目論見—ポルトガルからの自立(「堺にポルトガルの商館を」;貿易や課税の仕組み;船宿;岬の教会;大村時代の南蛮貿易)
  • 第2章 ザビエル構想の実現と長崎の武装化—天正八年の長崎(天正八年の教会領寄進と寄進文書の分析;教会領の成立とイエズス会の変化—長崎の武装化)
  • 第3章 ザビエル・ヴァリニャーノ路線vs.ロヨラ・コエリョ路線—天正九年以降の長崎(コミューンの成立と膨張—天正九年の長崎;島原合戦と教会領—天正十二年の長崎;南蛮貿易とイエズス会—天正十三年の反転)

「BOOKデータベース」 より

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