書誌事項

人種・国民・階級 : 「民族」という曖昧なアイデンティティ

エティエンヌ・バリバール, イマニュエル・ウォーラーステイン著 ; 若森章孝, 岡田光正, 須田文明, 奥西達也訳

唯学書房 , アジール・プロダクション (発売), 2014.6

タイトル別名

Race, nation, classe : les identités ambiguës

人種国民階級 : 民族という曖昧なアイデンティティ

タイトル読み

ジンシュ・コクミン・カイキュウ : 「ミンゾク」トイウ アイマイ ナ アイデンティティ

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注記

新装版 (大村書店 1997年刊) の改訳

原著の出版事項: La Découverte, 1990

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

民族紛争/移民排除/ヘイトスピーチ、異質な他者を排除する「共同体」としての国民的アイデンティティ。われわれは、この国民的アイデンティティを解体することができるのか?長らく絶版となっていた大村書店版の訳文を大幅に見直し、新たに解説を書き加えて待望の復刻!

目次

  • 第1部 普遍的人種主義(「新人種主義」は存在するか?;資本主義のイデオロギー的緊張—普遍主義対人種主義・性差別主義;人種主義と国民主義)
  • 第2部 歴史的国民(民族性の構築—人種主義、ナショナリズム、エスニシティ;国民形態—歴史とイデオロギー;資本主義世界経済における世帯構造と労働力の形成)
  • 第3部 諸階級—両極化と重層的決定(資本主義世界経済における階級コンフリクト;マルクスと歴史—実りのある思想と不毛の思想;ブルジョワ(ジー)—その観念と現実;階級闘争から階級なき闘争へ?)
  • 第4部 社会的コンフリクトの軸心移動(独立後ブラック・アフリカにおける社会的抗争—人種と身分集団の概念の再考;「階級の人種主義」;人種主義と危機)

「BOOKデータベース」 より

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