承認をめぐる闘争 : 社会的コンフリクトの道徳的文法
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承認をめぐる闘争 : 社会的コンフリクトの道徳的文法
(叢書・ウニベルシタス, 1010)
法政大学出版局, 2014.7
増補版
- タイトル別名
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Kampf um Anerkennung : zur moralischen Grammatik sozialer Konflikte
- タイトル読み
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ショウニン オ メグル トウソウ : シャカイテキ コンフリクト ノ ドウトクテキ ブンポウ
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注記
原著増補版 (Frankfurt am Main : Suhrkamp, c2003) の翻訳
参考文献: 巻末p5-16
内容説明・目次
内容説明
現在の批判理論において「承認」論の重要性を決定的に位置づけた画期的な書物。第一版の刊行後に寄せられた反響に著者が応えた増補「承認の根拠—批判的な反問にたいする応答」を収録し、いま新たな理論的展開を示す。
目次
- 第1部 歴史的な想起—ヘーゲルの本来の理念(自己保存をめぐる闘争—近代の社会哲学の基礎づけ;犯罪と人倫—ヘーゲルの間主観性論の新たなアプローチ;承認をめぐる闘争—ヘーゲルのイェーナ実在哲学の社会理論)
- 第2部 体系の現在化—社会的承認関係の構造(承認と社会化—ミードによるヘーゲルの理念の自然主義的な転換;間主観的な承認のモデル—愛、法(権利)、連帯;人格の同一性と尊重欠如—暴力的抑圧、権利の剥奪、尊厳の剥奪)
- 第3部 社会哲学的な展望—道徳と社会的発展(社会哲学的な伝統の軌跡—マルクス、ソレル、サルトル;尊重欠如と抵抗—社会的コンフリクトの道徳的論理;人格的統合の間主観的条件—人倫の形式的構想)
- 承認の根拠—批判的な反問にたいする応答
「BOOKデータベース」 より