マックス・ウェーバーを読む
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マックス・ウェーバーを読む
(講談社現代新書, 2279)
講談社, 2014.8
- タイトル別名
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マックスウェーバーを読む
- タイトル読み
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マックス・ウェーバー オ ヨム
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注記
マックス・ウェーバー年譜: p236-238
内容説明・目次
内容説明
キリスト教と「利潤追求」の関係性から資本主義の本質を考察。国家の本質に含まれる「暴力」を見据え、「政治家」という天職を持つ人間を解明。民主化による大衆の官僚制依存について。学問的な議論をする上での基本を明示。「支配」「権力」「法」等、社会学の主要な分析対象を定義、その論理的体系化を試みる。学問の「国家資本主義化」に疑問を呈し、進歩と脱呪術化を掲げ、学者の基本姿勢を問い質した。時代を超えて影響を与える数々の思考。
目次
- 第1章 宗教社会学—『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をめぐって(「プロテスタンティズム」と「資本主義」;労働と利殖;カルヴィニズムにおける「個人」;近代社会思想における「労働」;「世俗内禁欲」の方法;バクスターの労働観;ピューリタニズムのジレンマ;「資本主義」の本質をめぐって)
- 第2章 ウェーバーの政治観—『職業としての政治』と『官僚制』をめぐって(『職業としての政治』の背景;「政治家」の二つの意味;デマゴーグとジャーナリストと政党職員;人民投票民主制;心情と責任;近代官僚制)
- 第3章 社会科学の方法論—『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』と『社会学の基礎概念』をめぐって(ウェーバーの立ち位置;「客観性」とは?;「価値」の問題;「理念型」の問題;「社会学」とは何か;群集心理と社会的行為の間;行為と秩序)
- 第4章 ウェーバーの学問観—『職業としての学問』をめぐって(“Beruf”としての「学問」;ウェーバーとSTAP細胞問題;専門化;進歩と脱呪術化;学問と価値;神々の闘い)
「BOOKデータベース」 より