国境の人びと : 再考・島国日本の肖像
著者
書誌事項
国境の人びと : 再考・島国日本の肖像
(新潮選書)
新潮社, 2014.8
- タイトル別名
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国境の人びと : 再考島国日本の肖像
- タイトル読み
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コッキョウ ノ ヒトビト : サイコウ・シマグニ ニホン ノ ショウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
境界だからこそ晒される脅威と苦難。だが、そこにも根を下す人々がいた。北は択捉島から南は沖ノ鳥島まで、東は南鳥島から西は与那国まで、世界で六番目に広い「海」を持つ日本。その国境はすべて海の上にある。紛争の最前線、北方領土、対馬、竹島、尖閣諸島をはじめ、九十九に上る国境離島のことごとくに足を運び、自らの目で確かめた著者が、そこで暮す“人”を通じて問い直す「この国のかたち」—。
目次
- 第1章 「紛争の現場」最前線—今、そこで何が起きているのか(狙われた美しき国境の島—尖閣諸島、「海洋保護区」への提言;韓国色に染まる青い海と緑の山—対馬「仏像盗難事件」の理由 ほか)
- 第2章 離島で生きる知恵—“周縁”だからこその独自な活力(世界遺産のボニンアイランズ—小笠原から日本の海を守る;最西端、絶海の孤島—与那国島を台湾との交流拠点に ほか)
- 第3章 忘れ去られし島々—“国のかたち”さえ変える過疎化の波(海上安全保障上最大の問題とは—海の要衝・奄美の末期的過疎;徐福も流れ着いたという中国の対岸—不便さが生んだ甑島の名酒 ほか)
- 第4章 国境の未来像—“外”に向かう新たな模索(海峡内に横たわる公海の存在—津軽海峡にある国境線;広大な海を持つ最南端の孤島—沖ノ鳥島の海洋権益を守れ ほか)
「BOOKデータベース」 より