作家のごちそう帖 : 悪食・鯨飲・甘食・粗食
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書誌事項
作家のごちそう帖 : 悪食・鯨飲・甘食・粗食
(平凡社新書, 749)
平凡社, 2014.9
- タイトル別名
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作家のごちそう帖 : 悪食鯨飲甘食粗食
- タイトル読み
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サッカ ノ ゴチソウチョウ : アクジキ ゲイイン アマショク ソショク
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注記
図版提供・出典: p237
主な参考文献: p238-244
内容説明・目次
内容説明
「饅頭のお茶漬け」が好物だった森鴎外、大正時代のスイーツ男子だった芥川龍之介、虫食い好きだった志賀直哉など、こよなく愛した店や食べ物、忘れられない故郷の味、家族で囲んだ食卓の味から、その知られざる素顔に迫る。夏目漱石、林芙美子、吉田健一、開高健など総勢二二名を紹介!食はなによりも濃厚にその人を表す—文学史に名を残す作家たちの、個性的な「食歴」の数々!
目次
- 森鴎外—「パッパ」としての料理
- 夏目漱石—それでも「何か食いたい」
- 南方熊楠—あんパンと味噌汁中毒
- 正岡子規—「うまい物を喰ふ」療養法
- 与謝野晶子—“情”を生きる人の食と生
- 永井荷風—『断腸亭日乗』に描かれた「自炊」と“外食”
- 志賀直哉—食と色彩、あるいは虫食い好きの直哉
- 谷崎潤一郎—芸術としての“食”
- 葛西善蔵—誰よりも愛された酒仙作家
- 岡本かの子—「いのち」を食べる
- 芥川龍之介—大正時代のスイーツ男子
- 宮沢賢治—贅沢な「粗食」
- 川端康成—「孤独」を呑み込む
- 林芙美子—俎板と原稿
- 太宰治—津軽の味
- 檀一雄—「私の味」を求めて
- 吉田健一—食べること・飲むことの文化
- 山田風太郎—千回以上の晩飯
- 池波正太郎—ダンディな「食」の美学
- 三島由紀夫—事件前の「最後の晩餐」
- 向田邦子—「う」の抽斗
- 開高健—「食」と「知」の探検家
「BOOKデータベース」 より