ジェノサイドと文化大革命 : 内モンゴルの民族問題

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ジェノサイドと文化大革命 : 内モンゴルの民族問題

楊海英著

勉誠出版, 2014.9

タイトル読み

ジェノサイド ト ブンカ ダイカクメイ : ウチモンゴル ノ ミンゾク モンダイ

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参考文献: p458-482

内容説明・目次

内容説明

モンゴル人は十九世紀末から、中国からの独立を至上命題として掲げてきた。そのためには日本の力もロシアの威光も借りた。アジア諸国が西欧列強からの自立を目指していたのと対照的に、モンゴル人は中国からの独立を獲得しようとして、西欧列強や日本を味方と位置づけていた。本書は日本近現代史の延長でもある。日本統治下の満洲国とモンゴル聯盟自治政府のモンゴル人たちが、「日本に協力した罪」でジェノサイドの犠牲となったからである。中国によるモンゴル人大量虐殺は、間接的な対日歴史清算運動であった。

目次

  • 序章 隠されたジェノサイド
  • 第1章 ジェノサイドを煽動する共産党のヘイト・スピーチ
  • 第2章 受難するモンゴル人の指導者ウラーンフー
  • 第3章 粛清される民族自決の内モンゴル人民革命党員たち
  • 第4章 倒されていくエリートたち
  • 第5章 ジェノサイドのコミューン
  • 終章 モンゴル人学生運動と「地方民族主義者」が語る中国文化大革命

「BOOKデータベース」 より

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