快楽について
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書誌事項
快楽について
(岩波文庫, 青(33)-697-1)
岩波書店, 2014.10
- タイトル別名
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真の善と偽りの善について
快楽論
De vero falsoque bono
De voluptate
- タイトル読み
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カイラク ニツイテ
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原著 (1431) の全訳
底本: Lorenzo Valla, De vero falsoque bono, critical edition by Maristella de Panizza Lorch, Adriatica Editrice, Bari 1970
内容説明・目次
内容説明
ロレンツオ・ヴァッラ(1405/07‐1457)はエラスムスやルター等からも高く評価されたルネサンス期の人文主義者。ストア主義者、エピクロス主義者、フランチェスコ会修道士による対話篇の形で快楽の吟味と再評価がなされる。肉体の美しさを讃美し、快楽を肯定。さらに信仰・希望・愛によって至高の快楽である視福に至ると説く。
目次
- 第1巻 ストア主義讃美とエピクロス主義讃美(パヴィーアの集い—対話はじまる(1);カトーネの弁論—ストア主義讃美(2‐7);ヴェージョの反論—ストア派批判とエピクロス主義讃美(8‐16);ヴェージョの快楽論—快楽説の具体的展開(17‐32);ヴェージョの快楽論—性的快楽を中心に(33‐49))
- 第2巻 ストア主義論駁—ヴェージョの弁論(勇気について(1‐2);名誉について—名誉も一種の快楽(10‐13);正義について(14‐31);エピローグ(32‐36))
- 第3巻 キリスト教的快楽説—ラウデンセの弁論(ヴェージョ邸の晩餐のあとで(1‐3);アリストテレス批判—中庸の説をめぐって(4);ストア派批判—カトーネ批判(5‐6);カトーネとヴェージョの弁論にたいする制定(7‐14);キリスト教的快楽説(15‐23);天国の快楽(至福)(24‐25);終章—対話を終えて(26‐28))
「BOOKデータベース」 より