「ゆとり」批判はどうつくられたのか : 世代論を解きほぐす

書誌事項

「ゆとり」批判はどうつくられたのか : 世代論を解きほぐす

佐藤博志, 岡本智周著

太郎次郎社エディタス, 2014.10

タイトル別名

ゆとり批判はどうつくられたのか : 世代論を解きほぐす

タイトル読み

「ユトリ」 ヒハン ワ ドウ ツクラレタノカ : セダイロン オ トキホグス

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注記

関連年表: p44-50

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

学力低下論から若者批判にまで発展した「ゆとり」言説は、いつ、どのように広まったのか。団塊・新人類・ロスジェネなど、数ある世代論とは何がどう違うのか。「ゆとり教育」と呼ばれる学習指導要領は、何をめざしたのか—。教育と社会のホントの話。

目次

  • 第1章 朝日新聞にみる「ゆとり」言説の変遷(二〇一二年版PISAの報じられ方;八〇年代からの「ゆとり」言説 ほか)
  • 第2章 「ゆとり」批判の政治性(ラベルを上書きする試み;世代論の虚しさ ほか)
  • 座談 「ゆとり世代」と勝手に呼ばれてしまった当事者たちのちょっと真剣な議論
  • 第3章 教育施策のコンセプトを読む(そもそも「ゆとり教育」って、なに?;新学力観という原石—主体的思考・判断・表現の尊重 ほか)
  • 第4章 「ゆとり教育」の正体(九八年改訂学習指導要領の特徴;九八年改訂学習指導要領が「ゆとり教育」と呼ばれたとき ほか)
  • 対談 「ゆとり」批判とは何だったのか、その先に何が見えてきたのか—世代の葛藤をぬけて共生社会へ

「BOOKデータベース」 より

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