パロディと日本文化
著者
書誌事項
パロディと日本文化
笠間書院, 2014.12
- タイトル別名
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Parody and Japanese culture
- タイトル読み
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パロディ ト ニホン ブンカ
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注記
その他の執筆者: ハルオ・シラネ, 高橋亨, 渡辺雅子ほか
参考文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
時代も超え、詩歌・物語・絵画・食べ物など、ジャンルやメディアも越え、国境をも越え、パロディを考え抜く、前代未聞の試み!絵巻物からマンガまで、和歌から福澤諭吉まで—。パロディを通しての日本文化の差異化と再発見!
目次
- 「はじめに」に代えて—果たして「パロディ」とは?
- 1 パロディとメディア(物語再生装置としてのパロディ—『平家物語』を軸に;めかし/やつし—パロディ・見立て・「瀟湘八景」;「十二類歌合絵詞」の歌と絵における“もどき”の表現法;江戸時代の絵画、版画におけるやつし(見立)表現—『小倉山荘図』について;江戸時代の民画におけるパロディの精神—大津絵再考;ねじられたパロディ)
- 2 パロディとカノン(パロディとしての「擬古」の技巧—『白露』の考察から中世王朝物語の再解釈へ;『源氏物語』における漢文化受容の位相;継子譚の類型表現とパロディ;近世文芸においてパロディとは何だったのか—井原西鶴『本朝二十不孝』を中心に;「性」と「聖」とを繋ぐ笑—パロディ繚乱の江戸文化)
- 3 パロディとアイデンティティ(パロディと主体;見立絵・やつしに見るジェンダー;二つのpara:オリジナルとイメージ群;文明開化とパロディ—万亭応賀の『活論学門雀』;中国飲食文化にみるパロディ—仮料理管見)
- 4 座談会
「BOOKデータベース」 より