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死刑肯定論

森炎著

(ちくま新書, 1107)

筑摩書房, 2015.1

Other Title

死刑肯定論

Title Transcription

シケイ コウテイロン

Available at  / 168 libraries

Description and Table of Contents

Description

死刑論と言えば、これまで存廃論議に終始していた。存置にしろ廃止にしろ、正義論を根拠に語ると、結局は優劣を比較したり、感情論に終始したりするなど、相対的なものでしかなかった。従来強調される「人的道な見知」「犯罪の抑止効果の有無」「誤判の可能性」…には、大きな錯誤があるのだ。本書は、これまでの議論や主張をコンパクトに整理。人はなぜ死刑を求めるのか、あらたな視点で死刑の究極的論拠をさぐり、罪と罰の本質をえぐりだす。

Table of Contents

  • 市民が死刑判断をする意味
  • 死刑の二律背反
  • 死刑論の時代的限界
  • 死刑の全根拠
  • 冤罪問題で死刑を廃止するか
  • 死の権力の全貌
  • 被害者の復讐感情は野蛮か
  • 人数基準に意味はあるか
  • 悪性は根拠になるか
  • 死刑を求める「安全な社会」〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BB17614198
  • ISBN
    • 9784480068132
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    234p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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