死刑肯定論
著者
書誌事項
死刑肯定論
(ちくま新書, 1107)
筑摩書房, 2015.1
- タイトル別名
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死刑肯定論
- タイトル読み
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シケイ コウテイロン
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内容説明・目次
内容説明
死刑論と言えば、これまで存廃論議に終始していた。存置にしろ廃止にしろ、正義論を根拠に語ると、結局は優劣を比較したり、感情論に終始したりするなど、相対的なものでしかなかった。従来強調される「人的道な見知」「犯罪の抑止効果の有無」「誤判の可能性」…には、大きな錯誤があるのだ。本書は、これまでの議論や主張をコンパクトに整理。人はなぜ死刑を求めるのか、あらたな視点で死刑の究極的論拠をさぐり、罪と罰の本質をえぐりだす。
目次
- 市民が死刑判断をする意味
- 死刑の二律背反
- 死刑論の時代的限界
- 死刑の全根拠
- 冤罪問題で死刑を廃止するか
- 死の権力の全貌
- 被害者の復讐感情は野蛮か
- 人数基準に意味はあるか
- 悪性は根拠になるか
- 死刑を求める「安全な社会」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より