映画とは何か
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書誌事項
映画とは何か
(岩波文庫, 青(33)-578-1,
岩波書店, 2015.2-2015.3
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Qu'est-ce que le cinéma?
- タイトル読み
-
エイガ トワ ナニ カ
大学図書館所蔵 件 / 全280件
-
上778:B 290011719937,0011719945,
下778:B 290011772159,0011772142,0011775038,0011775046 -
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注記
Les Éditions du Cerf, 1975刊 (Les Éditions du Cerf, 1958-1962, 4 v.のうち主要なものを集めて編まれた選集) の全訳
参考文献: 下p280-282
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784003357811
内容説明
アンドレ・バザン(1918‐1958)はフランスの映画批評家。サイレントからトーキーへの移行に際し批評の分野で新時代を開き、自ら創刊した「カイエ・デュ・シネマ」で健筆をふるった。本書は彼の映画理論・批評の集大成の書である。上巻にはモンタージュの拒絶、映画と演劇の関係など映画における“現実”とは何かを追究した論考を収録。
目次
- 写真映像の存在論
- 完全映画の神話
- 映画と探検
- 沈黙の世界
- ユロ氏と時間
- 禁じられたモンタージュ
- 映画言語の進化
- 不純な映画のために—脚色の擁護
- 『田舎司祭の日記』とロベール・ブレッソンの文体論
- 演劇と映画
- パニョルの立場
- 絵画と映画
- ベルクソン的映画、『ピカソ 天才の秘密』
- 『ドイツ零年』
- 『最後の休暇』
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784003357828
内容説明
映画批評で新時代を開いたアンドレ・バザン(1918‐1958)。下巻には典型的なアメリカ映画である西部劇や映画とエロティシズムに関する考察、デ・シーカやロッセリーニらイタリアのネオレアリズモを擁護した論考を収録する。作品との緊張に満ちた対話を続けた本書は、今もなお映画と文化を論ずる際の源泉である。
目次
- 16 西部劇、あるいは典型的なアメリカ映画
- 17 西部劇の進化
- 18 模範的な西部劇、『七人の無頼漢』
- 19 『映画におけるエロティシズム』の余白に
- 20 映画におけるリアリズムと解放時のイタリア派
- 21 『揺れる大地』
- 22 『自転車泥棒』
- 23 監督としてのデ・シーカ
- 24 偉大な作品『ウンベルト・D』
- 25 『カビリアの夜』あいるはネオレアリズモの果てへの旅
- 26 ロッセリーニの擁護—「チネマ・ヌオーヴォ」誌編集長グイド・アリスタルコへの手紙
- 27 『ヨーロッパ一九五一年』
「BOOKデータベース」 より