生物多様性 : 「私」から考える進化・遺伝・生態系
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書誌事項
生物多様性 : 「私」から考える進化・遺伝・生態系
(中公新書, 2305)
中央公論新社, 2015.2
- タイトル別名
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生物多様性 : 私から考える進化遺伝生態系
- タイトル読み
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セイブツ タヨウセイ : 「ワタクシ」カラ カンガエル シンカ・イデン・セイタイケイ
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内容説明・目次
内容説明
地球上には、わかっているだけで一九〇万種、実際は数千万種もの生物がいる。その大半は人間と直接の関わりを持たない。しかし私たちは多様なこの生物を守らなければならない。それはなぜなのか—。熾烈な「軍拡競争」が繰り広げられる熱帯雨林や、栄養のない海に繁栄するサンゴ礁。地球まるごとの生態系システムを平易に解説しながら、リンネ、ダーウィン、メンデルの足跡も辿り直す、異色の生命讃歌。
目次
- 序章 生物多様性を理解するのは難しい(たくさんの環境と、さらにたくさんの生物;多様な環境に適応しるために ほか)
- 第1章 生物多様性条約と生態系サービス(種の多様性には日々お世話になっている;生物多様性がものすごい勢いで失われている ほか)
- 第2章 バイオームと熱帯雨林(陸上バイオーム;水界バイオーム ほか)
- 第3章 サンゴ礁と生物多様性の危機(「不毛の海に豊穣のサンゴ礁」のふしぎ;褐水藻との共生 ほか)
- 第4章 進化による多様化の歴史(単細胞から多細胞へ;カンブリア紀大爆発 ほか)
- 第5章 ダーウィンの進化論・アリストテレスの種(「なぜ」という疑問を科学に;種の定義)
- 第6章 生物はずっと続くようにできている(熱力学第二法則の壁;生殖と発生 ほか)
- 第7章 メンデルの遺伝の法則(個体の私は唯一無二でありながら子どもも「私」である;突然変異 ほか)
- 終章 生物多様性減少にどう向き合えば良いのか(「守るべき」とは価値の問題;内在的な価値 ほか)
「BOOKデータベース」 より