書誌事項

環 (めぐ) りの海 : 竹島と尖閣 : 国境地域からの問い

琉球新報, 山陰中央新報著

岩波書店, 2015.2

タイトル別名

環りの海 : 竹島と尖閣国境地域からの問い

タイトル読み

メグリ ノ ウミ : タケシマ ト センカク : コッキョウ チイキ カラノ トイ

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注記

参考文献: 巻末p2-3

関連年表: 巻末p4-8

内容説明・目次

内容説明

ナショナリズムによる対立をどう克服するか。日本および周辺国の漁業者など、“生活者の視点”から迫った渾身のルポ。新聞協会賞を受賞した好評連載の単行本化!

目次

  • 序章 翻弄される国境の民
  • 第1章 不穏な漁場—苦悩する漁業者たち(竹島—乱獲と密漁;尖閣—「国有化」がもたらしたもの)
  • 第2章 対岸のまなざし—中国・台湾・韓国の人々の思い(中国—「反日」感情への距離;台湾—領有権より漁業権;韓国—歴史の相克、変化の胎動)
  • 第3章 絡み合う歴史—「対立」の背景を探る(領土編入以前—航路漁場で利活用;領土編入期—実業家主導で領土に;戦後から冷戦へ—米国が残した曖昧さ;国交回復期—苦肉の外交と先送り;国連海洋法条約以後—境界めぐり衝突)
  • 第4章 世界のアプローチに学ぶ—対立を乗り越えるために(南沙諸島—「紛争回避」を目指して;ペドラ・ブランカ島—第三者による解決;オーランド諸島—住民自治を基礎に;アルザス・ロレーヌ地方—争いの火種を共同管理)
  • 第5章 踏み出す一歩—人・地域をつなぐ試み

「BOOKデータベース」 より

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