差別の日本近現代史 : 包摂と排除のはざまで
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差別の日本近現代史 : 包摂と排除のはざまで
(岩波現代全書, 058)
岩波書店, 2015.3
- タイトル別名
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差別の日本近現代史 : 包摂と排除のはざまで
- タイトル読み
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サベツ ノ ニホン キンゲンダイシ : ホウセツ ト ハイジョ ノ ハザマ デ
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注記
参考文献: p269-277
内容説明・目次
内容説明
被差別部落、女性、ハンセン病患者・回復者、障害者、アイヌ民族、在日韓国・朝鮮人、沖縄…なぜ日本には今なおさまざまな差別が存在するのだろうか。差別の根源に、多種多様な人びとを近代的・画一的な価値観へ囲い込み、そこからはみ出す者を排除する社会の枠組みが存在することを、具体的な差別のあり方の歴史的変遷を辿りながら描きだす。
目次
- 第1章 国民国家の成立と差別の再編(開化と復古—身分制の解体/再編;「国民」の境界 ほか)
- 第2章 帝国のなかの差別と「平等」(植民地の領有;新しい女/農村の女性 ほか)
- 第3章 アジア・太平洋戦争と動員される差別—「国民」と「非国民」(アジア・太平洋戦争の開始と棄民;優生思想による排除 ほか)
- 第4章 引き直される境界—帝国の解体(日本国憲法と平等権;境界の引き直しと人流 ほか)
- 第5章 「市民」への包摂と排除(引かれる境界—格差の告発;高度経済成長したの女性 ほか)
- 第6章 「人権」の時代(復帰か独立か—沖縄差別論;差別の微表と「誇り」—被差別部落 ほか)
- 第7章 冷戦後—国民国家の問い直しのなかで(裁かれた隔離;ジェンダーからの問い ほか)
「BOOKデータベース」 より