近代政治哲学 : 自然・主権・行政

書誌事項

近代政治哲学 : 自然・主権・行政

國分功一郎著

(ちくま新書, 1119)

筑摩書房, 2015.4

タイトル別名

近代政治哲学 : 自然主権行政

タイトル読み

キンダイ セイジ テツガク : シゼン・シュケン・ギョウセイ

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内容説明・目次

内容説明

我々がいま生きているこの政治体制は、近代の政治哲学が構想したものだ。ならば、政治哲学やその概念を検討すれば、今日の民主主義体制の問題点についても、どこがどうおかしいのか理論的に把握できるはずだ!人間が集団で生きていくための条件とは何か?“主権”の概念が政治哲学の中心におかれる中で、見落とされたのは何だったのか?近代前史としての封建国家を出発点に、近代の夜明けから、その先鋭化・完成・自己批判に至るまで。ホッブズ・スピノザ・ルソー・ヒューム・カントの順に、基本の概念を明快に追っていく。

目次

  • 第1章 近代政治哲学の原点—封建国家、ジャン・ボダン
  • 第2章 近代政治哲学の夜明け—ホッブズ
  • 第3章 近代政治哲学の先鋭化—スピノザ
  • 第4章 近代政治哲学の建前—ジョン・ロック
  • 第5章 近代政治哲学の完成—ジャン=ジャック・ルソー
  • 第6章 近代政治哲学への批判—ヒューム
  • 第7章 近代政治哲学と歴史—カント
  • 結論に代えて—近代政治哲学における自然・主権・行政

「BOOKデータベース」 より

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