チベット仏教王伝 : ソンツェン・ガンポ物語
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書誌事項
チベット仏教王伝 : ソンツェン・ガンポ物語
(岩波文庫, 青(33)-498-1)
岩波書店, 2015.4
- タイトル別名
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王統明鏡史
Rgyal rabs gsal baʾi me long
チベット仏教王伝 : ソンツェンガンポ物語
- タイトル読み
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チベット ブッキョウ オウデン : ソンツェン・ガンポ モノガタリ
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注記
その他のタイトルはp5による
監訳: 今枝由郎
「Rgyal rabs gsal baʾi me long」 (民族出版社刊, 1981年初版, 1993年第2版) の第2版を底本とし、序章から17章まで翻訳したもの
文献: p409-411
内容説明・目次
内容説明
観音菩薩が発した光が暗黒の地チベットに届き、化身の護法王が誕生する—14世紀の学僧が、仏教伝来と建国の王の物語を観音信仰に基づいてまとめた歴史書。口承性・物語性を豊かに含む力強く鮮やかな物語は、今もチベットの人々の心に生きている。チベット語原典からの平明な口語訳に、詳しい訳注と用語集を付した。
目次
- 宇宙の成り立ち、インドの護法王の系譜、そしてブッダ・シャーキャムニの出現
- 仏塔と仏像の建立とシャーキャムニ十二歳像の中国請来
- 中国とモンゴルへの仏法の広まりとその王統
- 観音菩薩が蓮の花の上に現れたことと六字真言の功徳
- 観音菩薩による有雪国チベットの衆生の成熟と解説へのお導き
- 観音菩薩の化身である馬王バラハによる衆生の教化
- 猿と岩の羅刹女から生じたチベット人の系譜
- チベットの王統の始まり
- 護法王ソンツェン・ガンポの誕生
- チベット文字の考案と十善戒に基づく法の制定
- ソンツェンガンポ王の誓約仏のインドとネパールからの請来
- ネパール妃ティツィンの招請
- 中国妃文成公王主の招請
- ソンツェン・ガンポ王と二人の妃による寺院建立
- 落慶法要
- 将来の利楽のための埋蔵と教え
- ソンツェン・ガンポ王と妃たちの最期
「BOOKデータベース」 より