昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか
著者
書誌事項
昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか
草思社, 2015.3
- タイトル別名
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昔話はなぜお爺さんとお婆さんが主役なのか
- タイトル読み
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ムカシバナシ ワ ナゼ、オジイサン ト オバアサン ガ シュヤク ナノカ
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注記
老人年表: p250-261
参考文献: p262-267
内容説明・目次
内容説明
昔の老人はやばかった!七十過ぎても“婚活”!姥捨て山に捨てられても、みごと生還!極楽往生したくて、井戸にダイブ!『舌切り雀』『浦島太郎』『源氏物語』…などの昔話や古典文学に描かれた「老人像」を追い、「昔の老人の知られざる生態」に迫るユニークな本!
目次
- 昔の老人の人生—昔話と古典文学が伝える貧しさや孤独という「現実」
- 昔話の老人は、なぜ働き者なのか—「爺は山で柴刈り、婆は川で洗濯」の背景
- 昔話の老人は、なぜ「子がいない」のか—「わらしべ長者」のルーツを探る
- 家族の中の老人の孤独—「姥捨て山」説話と「舌切り雀」の真実
- 古典文学の中の「婚活じじい」と「零落ばばあ」—平安・鎌倉期の結婚事情
- 昔話に隠された性—「浦島太郎」が竜宮城に行った本当の理由
- 古典文学の老いらくの恋と性—『万葉集』から『東海道中膝栗毛』まで
- 古典文学の中の「同性愛」の老人たち—爺と稚児、婆と美女の物語
- 昔話は犯罪だらけ—老人たちの被害と加害
- 自殺や自傷行為で「極楽往生」?—昔話の往生話と平安老人たちの「終活」
- 老いは醜い—昔話の「姥皮」と大古典の老人観
- 閉塞状況を打開する老人パワー—古典文学の名脇役たちと、棄老伝説
- 「社会のお荷物」が力を発揮する時—昔話はなぜ老人が主役なのか
- 昔話ではなぜ「良い爺」の隣に「悪い爺」がいるのか—老人の二面性と物語性
- 昔話はなぜ語り継がれるのか—『源氏物語』の明石の入道・尼君夫妻が子孫に伝えたこと
- 昔話と古典文学にみる「アンチエイジング」—若返りの目的はさまざま
- 実在したイカす老人—成尋阿闍梨母、乙前、世阿弥、上田秋成、四世鶴屋南北、葛飾北斎、阿栄
「BOOKデータベース」 より