極限の事態と人間の生の意味 : 大災害の体験から
著者
書誌事項
極限の事態と人間の生の意味 : 大災害の体験から
(筑摩選書, 0113)
筑摩書房, 2015.5
- タイトル読み
-
キョクゲン ノ ジタイ ト ニンゲン ノ セイ ノ イミ : ダイサイガイ ノ タイケン カラ
大学図書館所蔵 件 / 全111件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
東日本大震災という苛烈な、それゆえに理不尽であり不条理でもある体験に、著者は哲学者・キリスト者としてどう向き合ったのだろうか。自らの体験を元に、ヨブ記やカント、ハイデガーやレヴィナスの思想を手がかりとして、かけがえのない「人間の生」を考え抜いた、遺稿となった書き下ろしを含む12の論考。
目次
- 1 大災害(大災害についての哲学的考察;大災害と人間の生の意味;目的論的自然観からの視覚)
- 2 絆(人間の絆の根底を考える;人間の絆と「無限」の栄光;寛容—人間の連帯の基礎としての他者の受容)
- 3 救い(日本的霊性の土壌;無となって自由になる;南無阿弥陀仏—万人はすでに救われている)
- 4 超越(神秘主義;自我と自己と共同体;自己への回帰)
「BOOKデータベース」 より