「旅」の誕生 : 平安--江戸時代の紀行文学を読む
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書誌事項
「旅」の誕生 : 平安--江戸時代の紀行文学を読む
(河出ブックス, 083)
河出書房新社, 2015.6
- タイトル別名
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旅の誕生 : 平安江戸時代の紀行文学を読む
- タイトル読み
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「タビ」ノ タンジョウ : ヘイアン--エド ジダイ ノ キコウ ブンガク オ ヨム
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注記
参考文献: p217-220
内容説明・目次
内容説明
いにしえから人々はどのような心持ちで「旅」をしてきたのか?“行楽”としての「旅」はいつ頃始まったのか?歌枕が「旅」の発展において果たした役割とは?『伊勢物語』『いほぬし』『更級日記』『海道記』『東関紀行』『十六夜日記』『とはずがたり』『野ざらし紀行』『笈の小文』『東海道中膝栗毛』『江戸参府紀行』…平安から鎌倉、そして江戸時代、東海道を旅した人々が残した十一の紀行文学から浮かび上がる、日本の「旅」の移り変わり。
目次
- 序章 平安から江戸時代の「旅」と紀行文学
- 第1章 辛苦の移動—詠嘆する貴族たち・平安時代(在原業平の東下り—恋しき都と女;菅原孝標女の帰京—『源氏物語』の待つ都へ)
- 第2章 名所の誕生—故地・景勝へのまなざし・鎌倉時代(紀行文学の成立—綴られた旧跡と歌枕;阿仏尼の悲喜交々—訴訟と歌道と;後深草院二条と東海道—愛と修行と和歌の道)
- 第3章 ひろがりゆく「旅」—多様化と行楽化・江戸時代(芭蕉の訪ねた古来の名所—俳聖による再名所化;遊べや歌え弥次さん・喜多さんの行楽—庶民の物見遊山;異人シーボルトの目—旅と観察の合間)
- 終章 「旅」の誕生
「BOOKデータベース」 より