「大学の死」、そして復活

書誌事項

「大学の死」、そして復活

絹川正吉著

東信堂, 2015.6

タイトル別名

大学の死そして復活

タイトル読み

ダイガク ノ シ ソシテ フッカツ

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

間違いがまかり通っている、日本。正体不明のグローバル化の名の下に、大学は、補助金をポイントとする行政主導型の「受動的改革」に身をゆだねているのが実態だ。そして全て「仕方のないことだ」と現状と心中してはいまいか。「大学の死」は大学本来の機能を失っている惨状のことだ。瑣末なことに目を奪われ、物事の全体を俯瞰する構想力を喪失することであり、その先に何が結果するか見えなくなることだ。本書は、全ての大学人が総合的な教養と判断力を回復すべく、「自立的改革」に今こそ立ちあがる意義に気づかせてくれる、著者渾身の書である。

目次

  • 1 「教養教育」を問う(「教養」という言葉が含むもの;教養と社会的関与—ファシズム批判と加担 ほか)
  • 2 大学教育を語る(禁じられた学び;大学教育のデザイン ほか)
  • 3 学士課程(初年次・キャリア教育と学士課程;学士課程教育における初年次教育 ほか)
  • 4 FDのダイナミックス(FDのダイナミックス(「行政的と自律的」;「工学的方法と羅生門的対応」;「今後の課題」))
  • 5 大学のガバナンス(学校教育法改正で何が変わったか;私立大学の組織・経営再考 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB18794073
  • ISBN
    • 9784798913025
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 322p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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