書誌事項

日本名詩選

西原大輔著

笠間書院, 2015.6

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タイトル読み

ニホン メイシセン

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注記

明治・大正・昭和の代表的な詩222篇にそれぞれ鑑賞と注釈を添えたもの

1: 明治・大正篇1882-1926. 2: 昭和戦前篇1928-1944. 3: 昭和戦後篇1946-1987

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784305707482

内容説明

何度でも出会いたい日本の名詩。時代順にならべ鑑賞と注釈を添えた近現代詩入門。明治15年『新体詩抄』の刊行の際、「明治ノ歌ハ明治ノ歌ナルベシ、古歌ナルベカラズ」と宣言した新詩形がはじまる。西欧詩と日本古来の詞華の世界が融合し、日本の詩のアイデンティティが確立する時代。76篇収録。

目次

  • 矢田部良吉訳 グレー氏墳上感懐の詩『新体詩抄』
  • 外山正一 抜刀隊『新体詩抄』
  • 新声社訳(ミニヨンの歌「於母影」;花薔薇「於母影」)
  • 国木田独歩 山林に自由存す『抒情詩』
  • 島崎藤村(潮音『若菜集』;初恋『若菜集』)
  • 土井晩翠(星落秋風五丈原『天地有情』;荒城月『中学唱歌』)
  • 与謝野鉄幹 人を恋ふる歌『鉄幹子』〔ほか〕
巻冊次

2 ISBN 9784305707499

内容説明

詩人たちの魂の声に耳を傾ける。時代順にならべ鑑賞と注釈を添えた近現代詩入門。戦争や社会問題が詩人たちに刺激をあたえ、詩の黄金期ともいえる19年。新体詩の流れをくむ抒情詩と、最新のモダニズム作品が、激しい葛藤や対立を繰り返し盛んに作られた時代。詩壇は現代へと変化する。74篇収録。

目次

  • 八木重吉(母をおもふ『貧しき信徒』;素朴な琴『貧しき信徒』)
  • 草野心平 秋の夜の会話『第百階級』
  • 高村光太郎(樹下の二人『現代日本文学全集』;あどけない話『現代日本文学全集』;ぼろぼろな駝鳥『現代日本文学全集』)
  • 安西冬衛(春「てふてふが一匹」『軍艦茉莉』;春「鰊が地下鉄道を」『軍艦茉莉』)
  • 北原白秋 水上『海豹と雲』
  • 佐藤春夫訳 恋愛天文学『車塵集』〔ほか〕
巻冊次

3 ISBN 9784305707505

内容説明

人生の傍に詩という良き伴侶を。時代順にならべ鑑賞と注釈を添えた近現代詩入門。敗戦から昭和の終わりまでの40年、近代詩と区別し現代詩と呼ばれる本書所収の詩は、今を生きる我々にも繋がる生々しさが溢れている。詩の背後に隠れているものを、深い読みにより浮かび上がらせる。72篇収録。

目次

  • 栗原貞子 生ましめん哉『黒い卵』
  • 三好達治 祖母『測量船(南北書園版)』
  • 永瀬清子 だまして下さい言葉やさしく『大いなる樹木』
  • 堀口大学 母の声『人間の歌』
  • 伊東静雄 夏の終り『反響』
  • 永瀬清子 美しい国『美しい国』
  • 丸山薫 北の春『仙境』
  • 壼井繁治 熊『壼井繁治詩集』
  • 金子光晴 富士『蛾』
  • 三好豊一郎 囚人『囚人』〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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