ごみと日本人 : 衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史

書誌事項

ごみと日本人 : 衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史

稲村光郎著

ミネルヴァ書房, 2015.6

タイトル別名

Modern Japanese history for rubbish

ごみと日本人 : 衛生勤倹リサイクルからみる近代史

タイトル読み

ゴミ ト ニホンジン : エイセイ キンケン リサイクル カラ ミル キンダイシ

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注記

年譜: p295-317

主な参考文献: p316-317

内容説明・目次

内容説明

「もったいない」は戦時用語だった?ごみ処理の歩みから、日本の知られざる一面がみえてくる。開国から敗戦に至る近代史を、歴史の裏通りから読み解く。

目次

  • 第1章 ごみ収益の奪い合い—開港と混迷の時代
  • 第2章 衛生へのめざめ—コレラ禍と松方デフレ
  • 第3章 たくましき明治の企業家たち—リサイクル業の盛衰
  • 第4章 ごみが「廃棄物」になった日—汚物掃除法とその後
  • 第5章 与謝野晶子、廃物利用ブームを叱る—「勤倹」と女子教育
  • 第6章 成金景気、リサイクルが多様化—第一次世界大戦の余波
  • 第7章 ごみとはいえぬが廃棄物?—震災ガレキ、公害、屎尿
  • 第8章 新しい「廃品回収」参入者—そして昭和戦時下へ
  • 第9章 「決戦だ、残らず出そう鉄と銅」—戦局の悪化と銃後の苦闘
  • 第10章 衛生処理の敗戦—焼跡にごみと屎尿が捨てられて

「BOOKデータベース」 より

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