テロルと映画 : スペクタクルとしての暴力
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書誌事項
テロルと映画 : スペクタクルとしての暴力
(中公新書, 2325)
中央公論新社, 2015.6
- タイトル別名
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テロルと映画 : スペクタクルとしての暴力
- タイトル読み
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テロル ト エイガ : スペクタクル トシテノ ボウリョク
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注記
主要参考文献: p196-197
テロリスムと映画を考えるための21作品: p198-201
内容説明・目次
内容説明
2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、ハリウッドをはじめ世界各国で、テロリスムを主題とする映画が数多く製作されている。現在にいたるまでの半世紀、映画は凄惨な暴力をいかに描いてきたのか?本書は、テクノロジーの発展やテロリストの内面など、多様な観点からブニュエルや若松孝二、ファスビンダーらの作品を論じ、テロリスムと映画の関係性をとらえ直す。それは、芸術の社会的な意味を探る試みでもある。
目次
- 第1章 暴力のスペクタクル—メディアのなかのテロル
- 第2章 他者の脅威—勧善懲悪を超えて
- 第3章 テロリストの内面—自己顕示欲と実存
- 第4章 ブニュエルの悲嘆—爆弾の遍在
- 第5章 若松孝二の怒り—少年の孤独
- 第6章 ファスビンダーの嘲笑—管理社会における不毛な演技
- 第7章 ベロッキオと夢の論理—歴史と想像的なるもの
- 終章 哀悼的想起としての映画—テロルの廃絶に向けて
「BOOKデータベース」 より