書誌事項

朝鮮半島と東アジア

木宮正史編

(シリーズ日本の安全保障 / 遠藤誠治, 遠藤乾編集代表, 6)

岩波書店, 2015.6

タイトル別名

The Korean Peninsula and East Asia

タイトル読み

チョウセン ハントウ ト ヒガシアジア

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注記

参考文献: 各章末

収録内容

  • アジアン・パラドックスと日本パラドックス / 木宮正史 [執筆]
  • 歴史問題と安全保障・連環の系譜 : 戦後五〇年村山談話と戦後七〇年安倍総理訪米 / 浅野豊美 [執筆]
  • 領土問題の再構成 / 古川浩司 [執筆]
  • 日本の安全保障と朝鮮半島 : 安全保障における非対称性 / 木宮正史 [執筆]
  • 韓国にとっての安全保障 / 西野純也 [執筆]
  • 北朝鮮における安全保障 / 朴正鎮 [執筆]
  • 北朝鮮の軍事・国防政策 / 宮本悟 [執筆]
  • 朝鮮半島有事と日本の対応 / 道下徳成, 東清彦 [執筆]
  • 市民社会から組み立てる安全保障 : 東アジアの「現実」と日韓市民社会の取り組みを中心に / 磯崎典世 [執筆]
  • 地域の中のロシア要因 / 下斗米伸夫 [執筆]
  • 東アジア地域秩序の変容と日ASEAN協力 : 安全保障分野に着目して / 大庭三枝 [執筆]
  • 東アジアをめぐる安全保障秩序構想 / 佐橋亮 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

本巻では、日本の安全保障にとって死活的に重要であり、かつ東アジアの安全保障の焦眉の一つである朝鮮半島に焦点を当て、東アジアにおいて日本の安全保障政策がどのような「脅威認識」に基づいて形成され、どのような「課題」に取り組んできたのか、日本の安全保障政策が東アジア地域にどのような影響を及ぼしたのかを考察する。そして、歴史的な展開を踏まえながら、狭義の軍事的な国家安全保障のみならず、市民社会を担い手とする人間の安全保障の観点を導入し、さらに、極東ロシア、東南アジアまでを射程に入れた地域的な広がりを持つ地域的国際安全保障として構想する。

目次

  • 序論 アジアン・パラドックスと日本パラドックス
  • 1 東アジアにおける葛藤(歴史問題と安全保障・連環の系譜—戦後五〇年村山談話と戦後七〇年安倍総理訪米;領土問題の再構成)
  • 2 歴史的交錯の中の日本と朝鮮半島(日本の安全保障と朝鮮半島—安全保障における非対称性;韓国にとっての安全保障;北朝鮮における安全保障)
  • 3 朝鮮半島有事をめぐって(北朝鮮の軍事・国防政策;朝鮮半島有事と日本の対応)
  • 4 広域東アジアの安全保障構想(市民社会から組み立てる安全保障—東アジアの「現実」と日韓市民社会の取り組みを中心に;地域の中のロシア要因;東アジア地域秩序の変容と日本ASEAN協力—安全保障分野に着目して;東アジアをめぐる安全保障秩序構想)

「BOOKデータベース」 より

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