中世パリの装飾写本 : 書物と読者

書誌事項

中世パリの装飾写本 : 書物と読者

前川久美子著

工作舎, 2015.6

タイトル別名

中世パリの装飾写本 : 書物と読書

タイトル読み

チュウセイ パリ ノ ソウショク シャホン : ショモツ ト ドクシャ

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注記

主要参考文献: p219-227

内容説明・目次

内容説明

一三世紀から一五世紀初めのパリ。王権の伸張、都市の繁栄、大学の創設、ノートル・ダム大聖堂の建立などを背景に、きわめて美しく豪華な装飾写本が多数生みだされた。書物が身近な存在となり、黙読が普及していくのもこの時代のことだった。文字と挿絵が共存する書物という場、それを読む読者の姿について思いを巡らせながら、写本装飾の変貌をたどる。中世写本美術の入門書であり、読書の歴史を語る書物論でもある。

目次

  • 図版編(『教訓聖書』(ウィーン二五五四番);『聖ルイの詩編』;『梨物語』;『マダム・マリーの祈祷書』;イヴ作『聖ドニの生涯と殉教』;『ジャンヌ・デヴルーの時祷書』;『ギヨーム・ド・マショー作品集』;シャルル五世の『フランス大年代記』;ベリー公の『聖母のいとも美しき時祷書』;『ブシコー時祷書』;ペリー公の『いとも豪華なる時祷書』;『ロアン大時祷書』)
  • テクスト編(13世紀;14世紀;15世紀)

「BOOKデータベース」 より

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