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メタ認知の教育学 : 生きる力を育む創造的数学力

OECD教育研究革新センター編著 ; 篠原真子, 篠原康正, 袰岩晶訳

明石書店, 2015.8

タイトル別名

Critical maths for innovative societies : the role of metacognitive pedagogies

タイトル読み

メタ ニンチ ノ キョウイクガク : イキル チカラ オ ハグクム ソウゾウテキ スウガクリョク

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注記

原著 (OECD, c2014) の日本語版 (Japanese language ed.)

日本語版序文: ゼミラ・R.メバレフ (原著執筆者)

参考・引用文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

数学教育は、どのようにしたら、革新型社会に相応しいスキルを育成することができるのだろうか。世界中でその重要性が認識されているにもかかわらず、数学はいまだ多くの生徒にとってつまずきのきっかけともなっている。数学教育を向上させ、生徒が複雑で見慣れない非定型的な課題/問題を解くことができるようにするため、革新的な指導方法を導入する時期がきている。その際、主要な役割を果たすのがメタ認知教授法である。メタ認知教授法は、教科の成績(知識や理解、見慣れない問題に取り組む能力など)のみならず、数学に対する不安を減少させたり、動機付けを高めたりといった、感情面での成果もあげることができる。

目次

  • 第1章 革新型社会における数学教育と問題解決能力
  • 第2章 メタ認知とは何か?
  • 第3章 メタ認知の教授法
  • 第4章 数学教育におけるメタ認知教授法
  • 第5章 到達度に対するメタ認知指導の効果
  • 第6章 社会的スキルと感情的スキルに対するメタ認知教授法の効果
  • 第7章 学習を促すためのテクノロジーとメタ認知的プロセスの統合
  • 第8章 教員研修のためのメタ認知プログラム
  • 第9章 本書を振り返って:要約と結論

「BOOKデータベース」 より

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