「お受験」の歴史学 : 選択される私立小学校選抜される親と子
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書誌事項
「お受験」の歴史学 : 選択される私立小学校選抜される親と子
(講談社選書メチエ, 609)
講談社, 2015.10
- タイトル別名
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〈お受験〉の歴史学 : 選択される私立小学校選抜される親と子
お受験の歴史学 : 選択される私立小学校 : 選抜される親と子
- タイトル読み
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「オジュケン」 ノ レキシガク : センタク サレル シリツ ショウガッコウ センバツ サレル オヤ ト コ
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注記
主要参考文献: p263-275
内容説明・目次
内容説明
子弟を慶應義塾幼稚舎に「脱出」させた福澤諭吉。「食べることで手一杯」と言いながらも、成城小学校を選択し、子どもを通学させた平塚らいてう。現在も“お受験”にただならぬ情熱を傾ける親子は多い。人気校は、入学定員の10倍もの志願者数を集めている。私立小学校は全小学校の1パーセントに過ぎないが、伝統と歴史だけでなく、その魅力的なカリキュラムは公立小学校が手本にしている。本書では私立小学校の実際に迫り、初等教育の百年を一望する。
目次
- 第1章 私立小学校の現在(「私立小学校」とは何か;プレップ・スクールから見た日本の私立小学校)
- 第2章 誕生、そして入学選抜の導入—明治期〜一九三〇年代(私立小学校の誕生;併設上級学校と一貫教育;新中間層の私立小学校志向;入学選抜考査の導入)
- 第3章 死と再生—一九三〇〜七〇年代(学校存廃の分水嶺;戦争と私立小学校;私立小学校の戦後体制;戦後の入学考査;七〇年代の私立小学校志向と受験戦争)
- 第4章 “お受験”“お入学”の時代—一九八〇〜二〇〇二年(「お入学」「お受験」としての小学校受験;国立・私立小学校を志向する家族と社会階層;学校選択と入学志向;公立不信としての私立小学校志向)
- 第5章 私立小学校と“お受験”のゆくえ—二〇〇二年〜(二極化する私立小学校;変わらない私立小学校・変わる公立小学校)
「BOOKデータベース」 より