限界費用ゼロ社会 : 「モノのインターネット」と共有型経済の台頭

書誌事項

限界費用ゼロ社会 : 「モノのインターネット」と共有型経済の台頭

ジェレミー・リフキン著 ; 柴田裕之訳

NHK出版, 2015.10

タイトル別名

The zero marginal cost society : the internet of things and the rise of the sharing economy

限界費用ゼロ社会 : モノのインターネットと共有型経済の台頭

タイトル読み

ゲンカイ ヒヨウ ゼロ シャカイ : 「モノ ノ インターネット」ト キョウユウガタ ケイザイ ノ タイトウ

大学図書館所蔵 件 / 295

この図書・雑誌をさがす

注記

「特別章」は日本版に向けて著者が書き下ろしたもの

参考文献: p526-531

内容説明・目次

内容説明

いま、経済パラダイムの大転換が進行しつつある。その原動力になっているのがIoT(モノのインターネット)だ。IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送の“インテリジェント・インフラ”を形成し、効率性や生産性を極限まで高める。それによりモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づき、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないという。代わりに台頭してくるのが、共有型経済だ。人々が協働でモノやサービスを生産し、共有し、管理する新しい社会が21世紀に実現する。世界的な文明評論家が、3Dプリンターや大規模オンライン講座MOOCなどの事例をもとにこの大変革のメカニズムを説き、確かな未来展望を描く。21世紀の経済と社会の潮流がわかる、大注目の書!

目次

  • 市場資本主義から協働型コモンズへの一大パラダイムシフト
  • 第1部 資本主義の語られざる歴史(ヨーロッパにおける囲い込みと市場経済の誕生;資本主義と垂直統合の蜜月;資本主義のレンズを通して眺めた人間の本性)
  • 第2部 限界費用がほぼゼロの社会(極限生産性とモノのインターネットと無料のエネルギー;3Dプリンティング—大量生産から大衆による生産へ;MOOCと限界費用ゼロ教育;最後の労働者;生産消費者の台頭とスマート経済の構築)
  • 第3部 協働型コモンズの台頭(コモンズの喜劇;協働主義者は闘いに備える;インテリジェント・インフラの規定と支配をめぐる争い)
  • 第4部 社会関係資本と共有型経済(所有からアクセスへの転換;社会関係資本のクラウドファンディング、民主化する通貨、人間味ある起業家精神、労働の再考)
  • 第5部 潤沢さの経済(持続可能な「豊穣の角」;生物圏のライフスタイル)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB19840595
  • ISBN
    • 9784140816875
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    531p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ