生活世界の構造
Author(s)
Bibliographic Information
生活世界の構造
(ちくま学芸文庫, [シ36-1])
筑摩書房, 2015.11
- Other Title
-
Strukturen der Lebenswelt
- Title Transcription
-
セイカツ セカイ ノ コウゾウ
Available at / 170 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
監訳: 那須壽
原著 (UVK Verlagsgesellschaft, c2003) の翻訳
シリーズ番号はブックジャケットによる
索引あり
Description and Table of Contents
Description
「事象そのものへ」という現象学の理念を社会学研究において実践した世界的名著。日常を生きる普通の人びとの視点から、日常生活世界の「自明性」を問うことで社会的現実のありようを考察する「現象学的社会学」の全貌が、本書により明らかにされる。ウェーバーの「理解社会学」とフッサールの「自然的態度の構成的現象学」を引き継ぎ発展させた最晩年のアルフレッド・シュッツは、その研究を集大成すべく試みたが、惜しくもその途上で没した。その後、シュッツの遺した膨大な資料をもとに、高弟トーマス・ルックマンが加筆・編集して完成させた画期的論攷。待望の本邦初訳。
Table of Contents
- 第1章 日常の生活世界と自然的態度(自然な世界観の問われることのない地盤としての生活世界;疑いのない所与と問題的なもの;体験する主観にとっての生活世界の構造化;プランと実行可能性)
- 第2章 生活世界の成層化(限定的な意味構造をもった現実の諸領域;日常の生活世界の成層化)
- 第3章 生活世界についての知識(知識集積—その状況関係性と発生、構造;レリヴァンス;類型性)
- 第4章 知識と社会(主観的知識集積の社会的条件づけ;社会的な知識集積の成立;社会的な知識集積の構造;社会的な知識集積の主観的対応物)
by "BOOK database"