書誌事項

神話・狂気・哄笑 : ドイツ観念論における主体性

マルクス・ガブリエル, スラヴォイ・ジジェク著 ; 飯泉佑介 [ほか] 訳

(Νύξ叢書, 01)

堀之内出版, 2015.11

タイトル別名

Mythology, madness, and laughter : subjectivity in German idealism

神話狂気哄笑 : ドイツ観念論における主体性

ドイツ観念論における主体性

タイトル読み

シンワ・キョウキ・コウショウ : ドイツ カンネンロン ニオケル シュタイセイ

大学図書館所蔵 件 / 134

この図書・雑誌をさがす

注記

原著 (Continuum, 2009) の全訳

その他の訳者: 池松辰男, 岡崎龍, 岡崎佑香

監訳: 大河内泰樹, 斎藤幸平

参考文献: p[346]-353

付録として"Warum es die Welt nicht gibt", in: Fohrmann, J.(Hrsg.): Bonner Chronik für das Akademische Jahr 2008/2009, Akademischer Festvortrag. Bonn: Druckerei der Universität Bonn, 29-36の全訳を追加

付録: 「なぜ世界は存在しないのか」: p315-328

索引あり

収録内容

  • なぜ世界は存在しないのか = Warum es die Welt nicht gibt / マルクス・ガブリエル [著]

内容説明・目次

内容説明

アメリカにおけるヘーゲル・ルネッサンスの賑わいと、フランスのメイヤスーに代表される思弁的実在論の新展開。本書は今ドイツでもっとも注目を浴びる若き天才が、ジジェクとともにドイツ観念論の古典再解釈を通じて、そうした現代思想の新潮流を敢然と批判する。しかし、その展開は批判だけに留まらず、「存在論」を再び哲学の中心に据えることで世界を新たな理解へと導く。ドイツでブームとなっているガブリエルの書籍『なぜ世界は存在しないのか』のダイジェスト版論文の翻訳も特別収録。

目次

  • 緒論 ポスト・カント的観念論への回帰を求めて
  • 第1章 反省という神話的存在—ヘーゲル、シェリング、必然性の偶然性について(現象—ヘーゲルの反省論;神話という思考以前の存在—反省の限界についてのシェリングの考察;必然性の偶然性)
  • 第2章 二つの自由をめぐる規律訓練—ドイツ観念論における狂気と習慣(ヘーゲルの習慣;自己のオート‐ポイエーシス(自己‐制作);何も指示しない表現;習慣、動物、人間)
  • 第3章 フィヒテの哄笑(フィヒテの自我からヘーゲルの主体へ;絶対者と現象;フィフテ的な賭け;障害(Anstoβ)と事‐行(Tat‐Handlung);分割と限定;有限な絶対者;定立された前提)
  • 付録 「なぜ世界は存在しないのか」

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB20109681
  • ISBN
    • 9784906708543
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    engger
  • 出版地
    八王子
  • ページ数/冊数
    356p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ