パニック症と不安症への精神力動的心理療法
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書誌事項
パニック症と不安症への精神力動的心理療法
金剛出版, 2015.12
- タイトル別名
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Manual of panic‐focused psychodynamic psychotherapy, extended range
- タイトル読み
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パニックショウ ト フアンショウ エノ セイシン リキドウテキ シンリ リョウホウ
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注記
その他の著者: バーバラ・L・ミルロッド, メリアン・B・シンガー, アンドリュー・C・アロンソン
監訳: 貝谷久宣
文献: p18, 265-273
内容説明・目次
内容説明
本書で紹介するパニック焦点型力動的心理療法(PFPP)は、不安症に対する単一の治療法としての有効性が実証された、精神分析的基礎をもつ初めての心理療法である。PFPPは精神分析的概念を採用し、その実践に活用してはいるが、専門化した精神分析療法とは一線を画している。つまり、PFPPは精神分析的な訓練を受けなくても、より簡便なトレーニングを受けることによって実戦可能になるということである。本書ではパニック焦点型力動的心理療法の重要性から、治療法、さらにはこの治療法が適用可能な領域まで論旨を拡げていく。
目次
- 1 理論的背景(基本的な精神力動的概念;精神力動的フォーミュレーション;パニック症と不安症の病因における発達の役割)
- 2 治療(パニック焦点型精神力動的心理療法—応用領域の枠組み;パニック症と不安症に適用する精神力動的心理療法のいくつかの技法;初期評価と初期セッション;パニック症と不安症に共通する精神力動的葛藤;パニック症と不安症における防衛機能;徹底操作と終結)
- 3 応用領域(広場恐怖症およびその他の恐怖症への精神力動的アプローチ;社交不安症への精神力動的アプローチ;全般性不安症への精神力動的アプローチ;心的外傷後ストレス障害への精神力動的アプローチ;不安に関連したパーソナリティ障害への精神力動的アプローチ;パニック焦点型精神力動的心理療法—応用領域の実施においてよく起こる問題;臨床素材 パート2—精神力動的フォーミュレーションと治療効果)
「BOOKデータベース」 より