書誌事項

怪しいものたちの中世

本郷恵子著

(角川選書, 566)

KADOKAWA, 2015.12

タイトル別名

怪しいものたちの中世

タイトル読み

アヤシイ モノ タチ ノ チュウセイ

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注記

日本学術振興会学術研究助成金(基盤研究(C)課題番号15K02826)による研究成果の一部

参考文献: p189-192

内容説明・目次

内容説明

日本の中世に暗躍した「怪しいもの」とは何者か。山伏、占い師、ばくち打ち、勧進聖…。神仏の威光を利用した彼らの活動は多様であり、心の平安を与える方法は多岐にわたる。一見すると詐欺のようにも思えるが、殺伐とした環境に置かれた人々に夢見る喜びを感じさせ、人間らしい感情や希望、未来について考える機会を与えていたのだ。中世の「宗教」の果たした知られざる効用を、豊富な事例から解き明かす新しい中世史。

目次

  • 第1章 中世の博打(身ぐるみはがれた姿;天竺冠者事件 ほか)
  • 第2章 夢みる人々(夢の力;夢語り共同体 ほか)
  • 第3章 勧進の時代(罪にはよも候はじ;永観と念仏信仰 ほか)
  • 第4章 異形の親王(家族の辺境・家庭の境界領域;以仁王と八条院 ほか)
  • 第5章 法勝寺執行の系譜(六勝寺の造営;法勝寺の組織 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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