大人のためのメディア論講義
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大人のためのメディア論講義
(ちくま新書, 1167)
筑摩書房, 2016.1
- タイトル読み
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オトナ ノ タメ ノ メディアロン コウギ
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注記
参考文献: p248-254
内容説明・目次
内容説明
二四時間モバイル機器を手放せず、情報産業に囲い込まれた現代人の生活。人間が二足歩行へと進化した文字を持ちはじめた時から宿命づけられたこの現象は、二〇世紀に、二つのメディア革命を経て加速する。写真・電話・映画などの技術が人間の意識できない瞬間を記録し、広告・マーケティング技術が我々自身より先に消費・欲望を生み出し、デジタル機器が人間の生活全体を統治していく。人間は自分自身の意識をもう一度わが手に取り返すことはできるのか。そのために何ができるのか。
目次
- 第1章 メディアと“心の装置”
- 第2章 “テクノロジーの文字”と“技術的無意識”
- 第3章 現代資本主義と文化産業
- 第4章 メディアの“デジタル転回”
- 第5章 「注意力の経済」と「精神のエコロジー」
- 第6章 メディア再帰社会のために
「BOOKデータベース」 より