呼び覚まされる霊性の震災学 : 3.11生と死のはざまで
著者
書誌事項
呼び覚まされる霊性の震災学 : 3.11生と死のはざまで
新曜社, 2016.1
- タイトル別名
-
霊性の震災学 : 呼び覚まされる : 3.11生と死のはざまで
呼び覚まされる霊性の震災学 : 3.11生と死のはざまで
- タイトル読み
-
ヨビサマサレル レイセイ ノ シンサイガク : 3.11 セイ ト シ ノ ハザマ デ
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全254件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献, 参考資料: 各章末
内容説明・目次
内容説明
タクシードライバーが邂逅した“幽霊現象”。わが子のように慰霊碑を抱きしめる遺族たち。霊性という高次の精神性にもとづく死生観が、震災復興に求められている。亡くした家族が「生きていた」記憶を刻む慰霊と鎮魂、未曾有の悲しみを越えて死者とともに生きる人びとの強さを描く。若者たちの真摯な筆致が深い感動を呼ぶ。
目次
- 第1章 死者たちが通う街—タクシードライバーの幽霊現象‐宮城県石巻・気仙沼
- 第2章 生ける死者の記憶を抱く—追悼/教訓を侵犯する慰霊碑‐名取市閖上・震災慰霊碑
- 第3章 震災遺構の「当事者性」を越えて—20年間の県有化の意義‐南三陸町・防災対策庁舎
- 第4章 埋め墓/詣り墓を架橋する—「両墓制」が導く墓守りたちの追慕‐山元町坂元地区中浜
- 第5章 共感の反作用—被災者の社会的孤立と平等の死‐塩竃市・石巻市南浜町
- 第6章 672ご遺体の掘り起こし—葬儀業者の感情管理と関係性‐石巻市・葬儀社「清月記」
- 第7章 津波のデッドラインに飛び込む—消防団の合理的選択‐岩手県山田町・宮古市田老地区
- 第8章 原発避難区域で殺生し続ける—猟友会のマイナー・サブシステンス‐福島県浪江町
「BOOKデータベース」 より