書誌事項

経済思想入門

松原隆一郎著

(ちくま学芸文庫, [マ-38-1])

筑摩書房, 2016.2

タイトル別名

経済思想

タイトル読み

ケイザイ シソウ ニュウモン

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注記

「経済思想」(新世社 2001年刊) の改題、加筆訂正

叢書番号はブックジャケットによる

参考文献: p359-376

内容説明・目次

内容説明

驚異的な経済成長をもたらし豊かな社会を実現する一方で、格差を常態化し、深刻な不況をくり返す資本主義。その原因はどこにあるのか—。ヒュームやスミスにはじまり、マルクスそして新古典派の登場をへて、ケインズ、ハイエク、ヴェブレンまで。経済学の巨人たちは、自らが生きた時代の課題にとりくみ、その思想を形成した。本書は、そうした現実的背景に照らしながら、かれらの理論の核心を平明に説く。さらに後半では、貨幣や消費などの重要テーマごとに経済分析のあり方を問うことで、経済思想の今日的意義を浮き彫りにする。経済という人間の営みを根底からとらえなおす、決定版入門書。

目次

  • 第1部 経済思想の歴史(市場社会の成立;古典派の成立—アダム・スミス;古典派の展開—リカードとマルサス;古典派の隘路—マルクス;限界革命と新古典派;社会主義経済の可能性をめぐって;資本主義の変貌—ケインズ;消費社会化と市場自由化—市場の高度化と経済思想)
  • 第2部 経済思想の現在(方法について;制度について;貨幣について;消費について;企業について;市場と公正;グローバライゼーションについて;経済思想のゆくえ)

「BOOKデータベース」 より

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