六国史 : 日本書紀に始まる古代の「正史」
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書誌事項
六国史 : 日本書紀に始まる古代の「正史」
(中公新書, 2362)
中央公論新社, 2016.2
- タイトル別名
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六国史 : 日本書紀に始まる古代の正史
Rikkokushi : ancient chronicles of Japan
- タイトル読み
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リッコクシ : ニホン ショキ ニ ハジマル コダイ ノ 「セイシ」
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注記
図版ページに「Rikkokushi (Ancient Chronicles of Japan)」とあり
六国史関連年表: p239-248
内容説明・目次
内容説明
奈良時代から平安時代にかけて編纂された歴史書「六国史」。七二〇年に完成した日本書紀から、続日本紀、日本後紀、続日本後紀、日本文徳天皇実録、日本三代実録までを指す。天地の始まりから平安中期の八八七年八月まで、国家の動向を連続して記録した「正史」であり、古代史の根本史料である。本書は、各書を解説しつつ、その真偽や魅力を紹介。また、その後の紛失、改竄、読み継がれ方など、中世から現代に至る歴史をも描く。
目次
- 序章 六国史とは何か
- 第1章 日本最初の歴史書—『日本書紀』(全三〇巻の構成と記述—神代から四一代持統天皇まで;伝承と記録のあいだ;素材—公文書から外国文献まで)
- 第2章 天皇の歴史への執着—『続日本紀』『日本後紀』(奈良時代史への入り口—『続日本紀』;英主、桓武天皇の苦悩—特異な成立;太上天皇への史臣評—『日本後紀』)
- 第3章 成熟する平安の宮廷—『続日本後紀』『日本文徳天皇実録』『日本三代実録』(秘薬を飲む天皇の世—『続日本後紀』;摂関政治への傾斜—『日本文徳天皇実録』;国史の到達点—『日本三代実録』)
- 第4章 国史を継ぐもの—中世、近世、近代のなかで(六国史後—「私撰国史」、日記による代替;卜部氏—いかに書き伝えられてきたか;出版文化による隆盛—江戸期から太平洋戦争まで)
「BOOKデータベース」 より