金太郎の母を探ねて : 母子をめぐる日本のカタリ

書誌事項

金太郎の母を探ねて : 母子をめぐる日本のカタリ

西川照子著

(講談社選書メチエ, 621)

講談社, 2016.4

タイトル別名

金太郎の母を探ねて : 母子をめぐる日本のカタリ

タイトル読み

キンタロウ ノ ハハ オ タズネテ : ハハ コ オ メグル ニホン ノ カタリ

大学図書館所蔵 件 / 137

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

山の王たる熊にまたがり、炎のごとき赤い腹掛けには錬金術師の証である「金」の文字。おなじみ金太郎は「雷神」とも伝わるが、その母の存在は深い闇に包まれている。母の正体を求め、中世から古代へ、そして再び中世へ…「母子神信仰」を手がかりにしてめぐる探求の旅は、その果てで驚愕の事実と出会うことになる。豊饒なる民俗学の冒険へ!

目次

  • 第1章 中世の神女—妖怪となった母
  • 第2章 神話の処女—赤子がカタる母のこと
  • 第3章 安産と産婆—神功皇后と岩田ヒメ
  • 第4章 金太郎の母—昔話の「三太郎」
  • 第5章 人柱伝承の母子—鶴と市・八幡信仰
  • 第6章 あらち山の山姥—あらち山の金太郎
  • 第7章 流されるヒメ—神となるための残酷

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ