公明党 : 創価学会と50年の軌跡
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公明党 : 創価学会と50年の軌跡
(中公新書, 2370)
中央公論新社, 2016.4
- タイトル読み
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コウメイトウ : ソウカ ガッカイ ト 50ネン ノ キセキ
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注記
主要参考文献: p267
公明党関連年表: p271-274
内容説明・目次
内容説明
国政選挙で常に700万票以上を獲得、強固な政治勢力である公明党。結党当初は、仏法民主主義など独自の主張をしたが、言論出版妨害事件を契機に方向転換する。1990年代には非自民連立政権、反自民の新進党にも参加した。だが99年に自民党の連立政権に参画。以後、右傾化を強める自民党に反発しつつも、歩みを一にする。本書は、巨大な支持母体・創価学会を背景に持つ特異な政党の軌跡を辿り、その構造にメスを入れる。
目次
- 序章 五〇年目の苦悶
- 第1章 嫌われた新興宗教—敗戦〜一九五〇年代
- 第2章 結党—創価学会の政界進出
- 第3章 言論出版妨害事件—一九七〇年という転機
- 第4章 中国への熱い思いと日米安保体制
- 第5章 共産党、そして自民党への接近—権力を追い求めて
- 第6章 非自民連立政権、新進党の失敗—一九八九〜九七年
- 第7章 現代の宗教戦争—公明党・創価学会への陰湿な追及
- 第8章 自自公から自公連立政権—一九九七〜九九年
- 第9章 タカ派の台頭、後退する主張—自公連立の変容
- 第10章 特殊な「選挙協力」連立政権—二〇〇九年〜
- 終章 内部構造と未来—変質する基盤、創価学会との距離
「BOOKデータベース」 より