博物館という装置 : 帝国・植民地・アイデンティティ
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書誌事項
博物館という装置 : 帝国・植民地・アイデンティティ
勉誠出版, 2016.3
- タイトル別名
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博物館という装置 : 帝国植民地アイデンティティ
- タイトル読み
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ハクブツカン トイウ ソウチ : テイコク ショクミンチ アイデンティティ
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内容説明・目次
内容説明
近代化に伴う「世界」の広がりは自他の認識を強固にし、他者を陳列し掌握するという欲望は「博物館」という装置を作り上げていった。そこには帝国主義・植民地主義という政治性が色濃く反映していた。また一方で、博物館は、歴史の暴力をいまに留め伝える役割を果たしつつある。われわれは、いま博物館という装置を如何に考えていくべきか—時代ごとの思想と寄り添ってきたその歴史と、アイデンティティを創出する紐帯としてのあり方。双方向からのアプローチにより「博物館」という存在の意義と歴史的位置を捉えかえす。
目次
- 1 帝国主義の欲望を担った博物館
- 2 帝国日本で生まれた博物館の歴史
- 3 帝国日本が営んだ外地の植民地博物館
- 4 帝国の進出と収集されたコレクション
- 5 ローカルな博物館とグローバルな博物館
- 6 文化財返還の根拠と歴史を逆なでする博物館
「BOOKデータベース」 より