ナセル : アラブ民族主義の隆盛と終焉

書誌事項

ナセル : アラブ民族主義の隆盛と終焉

池田美佐子著

(世界史リブレット人, 98)

山川出版社, 2016.4

タイトル読み

ナセル : アラブ ミンゾク シュギ ノ リュウセイ ト シュウエン

大学図書館所蔵 件 / 127

この図書・雑誌をさがす

注記

ナセルとその時代: 巻末

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

1952年にエジプトの「7月革命」を成功させた無名の将校ナセルは、スエズ運河の国有化宣言を契機に、アラブ民族主義を掲げてアラブの民衆を熱狂の渦に巻き込んだ。そしてアラブ民族主義は1967年の第三次中東戦争の敗北とともに消え去った。しかし、ナセルの究極の願いは今も生き続けている。それは、祖国の真の独立であり、ふつうの人々の尊厳や権利の保障であった。その願いの実現は、2011年の革命を経験したエジプトだけでなく、私たちの課題でもある。

目次

  • ナセルなきあとの「ナセル」
  • 1 「七月革命」への道のり
  • 2 ナセルの権力掌握
  • 3 スエズ運河国有化とアラブ連合共和国成立
  • 4 ナセルの「社会革命」
  • 5 アラブ民族主義の終焉

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ